2人以上で暮らすなら、2DKや2LDK以上のマンションが理想的です。
価格の安い50㎡未満のコンパクトマンションもいいですが、
登録免許税、不動産取得税、固定資産税・都市計画税、住宅ローン控除、すまい給付金など、
税制面で大きな優遇を受けられる50㎡以上かつ昭和57年築以降のマンションがおすすめです。
年収や購入した不動産にもよりますが、数百万円の減税の恩恵を受けられます。
2LDKタイプの中古コンパクトマンションなら、
2600~3000万円くらいで、住居費は9~10万円くらいになります。
同グレードの分譲マンションを借りれば家賃は12万円くらいになるため、
購入時に費用がかかっても、5年ほど住めば賃貸で家賃を払い続けるよりお得になります。
「いずれ子どもが生まれたらマンションを買うかもしれないが、どうなるか分からない」という人は
多いですが、マイホームは住み続けるために買うという選択以外に、住み替えを前提に適度な物件を
買うという選択肢もあります。
例えば10年後にファミリー住宅を購入する計画があったとしても、
その間、家賃を払い続けるくらいなら中古マンションを買って住む方が賢いといえるかもしれません。
新婚夫婦、共働き夫婦、シニア夫婦または親子などの少人数世帯にぴったりのコンパクトマンションは、
さまざまな将来設計に柔軟に対応できるマイホームなのです。