マイホームに住めなくなったらどうする
住めなくなったらどうする？
せっかくマイホームを購入しても、仕事の都合や家庭の事情など、
様々な理由で住み続けられなくなることもあります。
次の職場近くで新しいマンションに買い替えることもあれば、
いずれ戻ってくるときのために今のマンションを残しておきたいというケースも考えられます。
そんな時、コンパクトマンションなら「売る」だけではなく、「貸す」という方法も賢い選択になります。
ファミリー向け住宅との違い
ファミリーマンションや戸建住宅から転居するとき、ほとんどのケースでマイホームは売却されます。
これは一般的に、ファミリー向け住宅は賃貸の需要が限定的であるため入居する家族が見つかるまでに
時間がかかること、全室リフォームに費用がかかってしまうことに加え、
住宅ローンを二重に組むための融資が通りにくいという理由もあるからです。
ファミリー向け住宅に比べ低価格なコンパクトマンション、特に中古コンパクトマンションは
ローンが少額のため、売却せずに保有しておくという人も少なくありません。
銀行からは住宅ローンの条件変更を求められることもありますが、ローンや管理費などの支払いに
家賃収入をあてることができるため、負担をおさえながらマンションを残しておくことが可能です。
また、大阪市内のような都心部では、コンパクトマンションの居住対象者である単身者の賃貸需要が
高いため、入居者が入らなくて困るというリスクも低くなります。
「売る」のか「貸す」のかを選ぶ
住宅ローンが残っている場合は
まず銀行に相談する
そもそも住宅ローンは、「自分が住むためのマイホームの購入資金」という条件で借りるため、
原則として住まなくなった場合には一括返済を求められます。
しかし現実的には転職・転勤や親の介護など、やむを得ない事情で住めなくなることもありますので、
そういう場合には柔軟に対応してもらうことができます。
最終的に「売る」のか「貸す」のかは、再入居の予定やローンの残高などをふまえて銀行と相談し、
返済のプランをすり合わせながら決めていくことになります。
「売る」となったら
マンションを売却するとき、住宅ローンが残っているのであれば、
その売却代金で住宅ローンを返済することになります。
売却する金額でローンを一括返済できないときは、前もって銀行と残金の返済方法を相談しておくことに
なるのですが、もし次のマイホームの購入を予定しているのであれば、「住み替えローン」という方法で、
新しい住宅ローンに一括返済での不足分を上乗せしてひとまとめにできることもあります。
いくらで売れるかは、売却を依頼した不動産会社や担当者のやり方で差が出ます。
適正な価格で売却できるよう、複数の不動産会社に相談してみることをおすすめします。
「貸す」となったら
売却してもローンを完済できないときや、将来的には戻って再入居するという場合などには、
「一時的に貸す」という選択肢もあります。
しばらく貸してから売却すれば、その間にローン残高も少なくなるので売りやすくなります。
住宅ローンを利用中のマイホームを貸す場合は、賃貸用のローンに借り換えるなどの必要がありますので、
詳しくは銀行に相談するようにしましょう。
賃貸管理を不動産会社にまかせる場合は、複数の会社に相談して契約内容と条件を見比べることを
おすすめします。
また、サブリース（家賃保証）で契約する場合、賃料が低いため"利回り”が
下がってしまい、売却時の査定に悪影響となる場合があるので注意が必要です。
コンパクトマンションを購入するときの不動産会社が、将来的に「売る」場合はもちろん
「賃す」場合のアドバイスやサポートまでしてくれるのであれば、
マンションライフをより安心してスタートできるのではないでしょうか。
ぜひ一度お気軽にご相談ください。
周辺相場や取引事例などの資料を参考に最終判断するように
しましょう。
物件のご紹介はもちろん、資産価値の分析、資金計画の
プランニングから将来的な運用方法のアドバイスまで、
しっかりとサポートいたします。
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