新築マンションを購入するとき、大手が分譲するマンションブランドを重視する人はいますが、
中古マンションを購入する際に大手の不動産会社から購入することを重視する人はあまりいません。
中古物件では価格、立地、築年数、外観や間取りなど、マンションそのものを気に入るかどうかが
重視されるからです。
ではマンションを売るときはどんな不動産会社に仲介を依頼すればいいのでしょうか。
大手不動産会社のネームバリューや購入希望者の情報量は、マンションを売りたい人にとって
魅力的に見えますが、そのメリットは以前ほど重要ではありません。
なぜなら、買い手はスマホなどインターネットをメインツールに、SUUMO(スーモ)、
LIFULL HOME'S(ホームズ)、at home(アットホーム)といった不動産情報サイトで、
希望の条件を入力して物件探しをするからです。
しかし、「両手取引」が認められておる日本では、仲介手数料を売り手と買い手の両方から取るために、
物件情報を公開せずに自社だけで買い手を探す、いわゆる「囲い込み」とよばれる行為が、
大手不動産会社に高い比率で蔓延しているのが実情です。
早期に売れる機会を逃すことで値下げを余儀なくされることもあり、また、同じ会社が買い手・売り手の
両方の仲介をするということは、買い手側の要求をのむために、売り手側が値引きを誘導されることも
あるということなのです。
つまり、マンションを売るときの不動産会社は、規模で選ぶのではなく、「両手取引」にこだわらず
誠実に売却をサポートしてくれるかどうかで選ぶことが大事なのです。
不動産情報サイトやレインズへの広告掲載・情報公開をきっちりすることで、依頼された物件の
早期売却の機会が増え、売主さま・買主さま両方にとって公正で適正な価格の取引につながります。
最近では当社のように、仲介手数料を正規(3%+6万円)から値引サービスするところも増えてきています。
大手不動産会社と比べると、仲介手数料が何十万もお安くなるのでかなりお得です。